今年2020年度より、小学校では小学3年生から「英語」が教科となり、英語学習への熱もますます加速していくことでしょう。そして、英語を学ぶスタイルにも変化がでてきています。
1.学校の英語の授業で英語力は伸びない2つの理由
学校で学ぶ英語の学び方は、クラスのお友達と一緒に英語を学ぶ=グループレッスンになります。みんなで楽しく英語にふれましょう!ということには、とても適していています。
確かに、文法だけの英語学習より、はるかに「英語」を”楽しい”ものだと、子どもたちも思えるでしょう。しかし、これからの日本の英語教育において力をいれていこうとしている英語力、特に”スピーキング力”の伸びは、正直、期待できるものではありません。
その理由は2つあります。
1、グループでは、一人一人の発話時間が圧倒的に少ない
2、みんなのいる前では、恥ずかしいという気持ちがある
それぞれ、解説していきます
1.グループレッスンは、一人ひとりの発話時間が圧倒的に少ない
学校で学ぶグループレッスンは、1クラスの人数は20人~40人になります。そうするとみんなで楽しい雰囲気はできます。その反面一人ひとりの発話時間が少なくなります。
英語はコミュニケーションツールなので、どれだけ使うかで身につき方が変わってきます。
そのため、グループレッスンでは英語が身につきにくい環境になっています。
2.みんなのいる前では、恥ずかしいという気持ちがある
日本人の性格というのが大きいです。なれない英語をみんなの前で発音すると、「間違ったらどうしよう」や、「発音がおかしかったらどうしよう」などの、なかなかみんなの前で自信を持って発音をするのが難しい環境です。
中には自信満々にできる子もいます。ただ、そのような子ばかりではないので、学校の中ではなかなか英語の学習に向かない場合もあります。
2.マンツーマンクラスが良い3つの理由
そこで、学校以外でも使える英語を学ばせるためには、「マンツーマンクラス」の英語教室を選ぶことです。
では、子どもにとって、なぜ、「マンツーマンクラス」が良いのか?その理由は次の3つです
1.発話時間が圧倒的に多い
英語を聞いたり、英語で話す時間が圧倒的に多いことです。グループレッスンでは生徒の人数により一人ひとりの発話時間が異なります。ある生徒は一言も話さずレッスンが終わるケースもあります。
マンツーマンクラスの場合、先生と生徒が1対1なので、否が応でも話すことになります。そのため、自然と発話時間が増えて、英語を習得することができるようになります。
2.英語を使うことが普通の環境、先生以外他に誰もいないから恥ずかしさがない
日本人の性格にも対応しているのが、マンツーマンクラスです。先生と生徒1対1だから失敗しても恥ずかしくなく、発音の練習ができます。先生もしっかりと聞いてくれるので、生徒も自信を持てるようになります。
3.一人一人の習熟度に合わせて、進むことができる
マンツーマンクラスは一人ひとりのペースに合わせてレッスンをすることが可能なので、生徒それぞれの成長スピードで学習できます。グループレッスンでは、全体の進度をどこに合わせるのかが難しく、できる子に合わせると、できない子はやめてしまう状況にもなります。
また、マンツーマンクラスは、先生は一人ひとりのことを把握できるので、生徒の状況もつかみ、最適なレッスンをすることができます。
以上の3つの点でマンツーマンクラスのほうがより英語を身につけやすい環境になっています。
3.英語を習得するには使う頻度を増やす
「生きた英語」「使える英語」を身に付けるには、単語や文法を覚えるなど知識を詰め込むことも必要ですが、それ以上に、「使う」頻度をどれだけ多くするかが、鍵となります。
知っている言葉を使って、それをアウトプットしていくこと、間違ってもいい、単語だけでもいい、完璧を求めずに、まずは、たくさん使いだしていくこと、それが出来るのは、
「マンツーマン」クラスならではです。
子どものうちから、こういったアウトプット環境になれていくことで、「話す」ことへも
抵抗がなくなり、知識で得た、語彙を使って、どんどん話し出していくことでしょう。
もちろん、当スクールの「マンツーマン」クラスでは、スピーキング(話す)だけではなく、リスニング(聞く)、ライティング(書く)、リーディング(読む)、発表のスピーキング、の5領域をのばしていくカリキュラムが組まれています。