帰国子女・インター生向けマンツーマン英語スクール
2025.11.20

月の英語の覚え方、子どもに教える自信ありますか?親子で楽しく身につく学習法と年齢別アプローチ

子どもに「Februaryって何月?」と聞かれて、スッと答えられますか?「えーっと…2月だったかな?スペルは…う〜ん」なんて、自信なさげに答えていませんか?

実は、多くの親御さんが同じ悩みを抱えています。自分自身も月の英語を完璧に覚えていないのに、子どもに教えるなんて無理!そう感じるのは当然です。でも、安心してください。月の英語は、正しい方法さえ知っていれば、親子で楽しく、しかもたった1週間でマスターできるんです。

この記事では、親が知っておくべき基礎知識から、年齢別の教え方、家庭でできる楽しい学習法まで、すべてお伝えします。子どもと一緒に学ぶことで、親自身の英語力もアップし、何より親子のコミュニケーションが深まります。完璧じゃなくていい。一緒に学ぶ姿勢こそが、子どもにとって最高の学びになるのです。

 

月の英語、親が知っておくべき基礎知識

まずは親御さん自身が、正確な知識を身につけましょう。子どもに教える自信は、ここから生まれます。

1月〜12月の英語一覧表

以下の表を、ぜひ印刷して冷蔵庫やリビングの壁に貼ってみてください。毎日目にするだけで、自然と記憶に定着していきます。

英語 読み方(カタカナ) 略語 語源のヒント
1月 January ジャニュアリー Jan. ローマ神話の門の神ヤヌス
2月 February フェブルアリー Feb. ローマの清めの祭フェブルウス
3月 March マーチ Mar. 軍神マルス(戦争の始まる月)
4月 April エイプリル Apr. 花が開く月
5月 May メイ May 豊穣の女神マイア
6月 June ジューン Jun. 結婚の女神ジュノー
7月 July ジュライ Jul. ユリウス・カエサル(シーザー)
8月 August オーガスト Aug. アウグストゥス皇帝
9月 September セプテンバー Sep. / Sept. ラテン語で「7番目」
10月 October オクトーバー Oct. ラテン語で「8番目」
11月 November ノベンバー Nov. ラテン語で「9番目」
12月 December ディセンバー Dec. ラテン語で「10番目」

重要ポイント:

  • 月の英語は必ず大文字で始める(january ではなく January)
  • 略語の後にはピリオドをつける(Jan. / Feb.)
  • ただし、カジュアルな場面ではピリオドなしも見かけます(SNSなど)

この表を見て「え、Septemberって7番目って意味なのに9月なの?」と思った方、その疑問は正解です!古代ローマ暦では3月が1年の始まりだったため、9月が7番目の月だったんです。こういう豆知識を子どもに話すと、「へぇ〜!」と目を輝かせてくれますよ。

略語・読み方・スペルのルール

子どもに教える際、「なんで短くしていいの?」と聞かれることがあります。略語は主にカレンダーやスケジュール帳など、スペースが限られた場所で使われます。

略語の基本ルール:

  • 最初の3文字を使うことが多い(January → Jan.)
  • Mayは短いのでそのまま
  • Septemberは「Sep.」「Sept.」両方OK

発音の注意点: カタカナ読みと実際の英語発音には差があります。特に以下は要注意です。

  • February:「フェブラリー」ではなく「フェブルアリー」(rを2回発音)
  • July:「ジュリー」ではなく「ジュライ」
  • August:「オーガスト」(「アウグスト」ではない)

子どもに教えるときは、「カタカナはあくまで目安だよ」と伝えましょう。親御さん自身の発音が完璧でなくても大丈夫です。一緒にYouTubeの発音動画を見て学べば、それも立派な学習体験になります。

 

子どもに教える前に!親がつまずきやすい3つのポイント

子どもに教える前に、多くの大人が間違えやすいポイントを押さえておきましょう。ここをクリアすれば、自信を持って教えられます。

Februaryのスペル攻略法

「2月のスペル、いつも自信がない…」という声、本当に多いんです。Februaryは日本人が最も間違えやすい月のひとつ。なぜなら、rが2つあり、しかもuの位置が微妙だからです。

間違い例:

  • Febuary(rが1つ足りない)
  • Feburary(uとrの順番が逆)
  • Febrary(uが抜けている)

正解の覚え方: 単語を3つに分けて覚えましょう。

Feb-ru-ary

「フェブ・ルー・アリー」とリズムで覚えると忘れません。

子ども向けには、こんな語呂合わせもおすすめです: 「フェブルちゃん、ある日(ary)雪で転んだ

視覚的に覚えるなら、rの字を赤で書くのも効果的。「2月は寒いから、rが2つ震えてるんだよ」なんてストーリーを作ると、子どもは喜んで覚えます。

June/July混同問題の解決策

「6月と7月、どっちがJuneだっけ?」これも非常によくある悩みです。どちらも「J」で始まり、文字数も似ているため、混同しやすいんですね。

区別する決定的なポイント:

  • June:最後が「E」→「梅雨(つゆ)のE
  • July:最後が「Y」→「夏休み(やすみ)のY

日本の季節と結びつけると、一気に覚えやすくなります。

子ども向けの覚え方:

  • 「Juneは梅雨の月。雨が降るから最後はEで終わり(雨のしずくの形)」
  • 「Julyは夏休み!Yの字がプールで泳いでる人の形に見えるでしょ?」

こんなふうに、視覚的イメージと結びつけると、子どもは楽しく覚えられます。一度覚えたら、もう間違えることはありません。

September〜Decemberの”-ber”グループ

9月から12月までの4つの月は、すべて「-ber」で終わります。これはまとめて覚えるチャンスです!

面白い豆知識:

  • September:ラテン語で「septem(7)」→本来は7番目の月
  • October:「octo(8)」→本来は8番目の月
  • November:「novem(9)」→本来は9番目の月
  • December:「decem(10)」→本来は10番目の月

「なんで数字がズレてるの?」と子どもに聞かれたら、こう答えましょう。

「昔のローマでは、3月が1年の始まりだったんだよ。だから3月から数えると、Septemberは7番目になるんだ。でも後から1月と2月が加わって、今の形になったんだよ」

こういった歴史的背景を知ると、単なる暗記ではなく「理解」につながります。小学校高学年以上なら、こうした知識が記憶の定着を助けてくれます。

覚え方のコツ:セプ・オク・ノヴ・デセ」とリズムで唱える。まるで呪文のようで、子どもは楽しんで覚えられます。

 

年齢別!子どもが楽しく覚えられる方法

子どもの年齢によって、効果的な学習方法は変わります。ここでは3つの年齢層に分けて、最適なアプローチをご紹介します。

幼児(3〜5歳):歌とリズムで自然に

この年齢の子どもには、「覚えさせる」より「英語に触れさせる」ことを目標にしましょう。無理に暗記させる必要はありません。

おすすめの方法:

  1. 英語の月の歌を一緒に歌う YouTubeで「Months of the Year Song」と検索すると、たくさんの教育系動画が出てきます。1日1回、食事の後やお風呂上がりに一緒に歌うだけでOKです。

おすすめのポイント:

  • アニメーションがカラフルで楽しい動画を選ぶ
  • 親も一緒に体を揺らしながら歌う
  • 毎日同じ動画を繰り返し見る(子どもは繰り返しが大好き)
  1. 手遊び・体を動かす 「January(手を叩く)、February(足を踏む)、March(ジャンプ)…」というように、月ごとに違う動作をすると、体で覚えられます。
  2. カレンダーにシールを貼る 「今日は何月?」と聞いて、英語でカレンダーにシールを貼る習慣をつけましょう。「April!」と言いながらシールをペタッ。これだけで立派な学習です。

親へのアドバイス: この年齢では、正確なスペルや完璧な発音は求めないでください。「英語って楽しい!」という感覚を育てることが何より大切です。親御さんの発音が完璧でなくても、笑顔で一緒に楽しむ姿勢が、子どもにとって最高の学習環境なんです。

小学校低学年(6〜8歳):遊びながら体で覚える

この年齢になると、文字への興味が出てきます。でも、まだまだ「遊び」の要素が学習意欲を左右します。

おすすめの方法:

  1. カードゲームで楽しく 月の英語を書いたカードを12枚作ります。裏には日本語で「1月」「2月」と書いておきましょう。
  • 神経衰弱:「January」と「1月」をペアにする
  • カルタ:親が「6月!」と言ったら、子どもが「June」のカードを取る
  • 順番並べ:バラバラにしたカードを1月から順番に並べるタイムトライアル
  1. お誕生日カレンダー作り 家族やお友達の誕生日を、英語のカレンダーに書き込んでいきます。

「お母さんの誕生日は何月?」 「5月!」 「英語では?」 「May!」 「正解!じゃあMayって書いてみよう」

自分や大切な人の誕生日は、特別な記憶として残ります。

  1. 「今日は何月?」を英語で 毎朝の習慣にしましょう。朝ごはんのとき、学校に行く前、寝る前…1日に何度か「今日は何月?」と英語で聞くだけ。

最初は答えられなくても、「4月だね。英語ではApril(エイプリル)だよ」と教えてあげればOK。1ヶ月続ければ、自然と言えるようになります。

  1. 書く練習は「書きたい」と思ったときに この年齢ではまだ、無理に書かせる必要はありません。「書いてみたい!」と子どもが言ったら、一緒に練習しましょう。

ポイントは、1日1つの月だけ。全部を一気にやろうとすると、嫌になってしまいます。

小学校高学年(9〜12歳):語源と理解で深く学ぶ

この年齢になると、「なぜそうなるのか」という理論的な理解が記憶を助けます。丸暗記より、背景知識と結びつけた学習が効果的です。

おすすめの方法:

  1. 語源・神話の話をする 「Januaryは、ローマ神話の門の神ヤヌスが由来なんだよ。ヤヌスは前と後ろに顔があって、過去と未来を同時に見られるんだ。1月は1年の始まりだから、過去の年と新しい年の両方を見る月ってことだね」

こういった話は、小学校高学年以上の子どもの知的好奇心を刺激します。ただの暗記ではなく、「物語」として記憶に残るんです。

  1. 英語圏の文化を知る
  • アメリカやイギリスでは、新学期は9月(September)に始まる
  • 7月(July)はアメリカの独立記念日がある
  • 2月(February)はバレンタインデーだけど、元は清めの祭が由来

こうした文化的背景を知ることで、英語がただの「科目」ではなく、「生きた言語」として実感できます。

  1. スペル練習とテスト この年齢なら、正確なスペルを書く練習も取り入れましょう。
  • 1日2〜3個の月を繰り返し書く
  • 親が問題を出して、子どもが答えるミニテスト
  • 間違えたらその場で修正し、もう一度書く

重要: 間違えても絶対に怒らないこと。「惜しい!もう少しだね」「次は絶対できるよ」と励ます言葉をかけましょう。

  1. 実生活で使う機会を作る
  • 学校の予定表を英語で書いてみる
  • 日記に日付を英語で書く
  • 家族のスケジュールボードを英語表記にする

「使う」ことで、記憶は確実に定着します。

 

親子で実践!1週間で12ヶ月マスタープログラム

「今日から始めよう!」と思っても、具体的に何をすればいいか分からないことってありますよね。ここでは、1週間で12ヶ月すべてをマスターできる実践プログラムをご紹介します。

曜日 学習内容 所要時間 親のサポート
Day 1(月) January〜March(1〜3月) 10分 一緒に声に出して読む。歌を歌う
Day 2(火) April〜June(4〜6月) 10分 カードを作って神経衰弱
Day 3(水) 1〜6月の復習 10分 ミニクイズ。できたら大げさに褒める
Day 4(木) July〜September(7〜9月) 10分 語源の話をする。面白おかしく
Day 5(金) October〜December(10〜12月) 10分 カレンダーに書き込む実践
Day 6(土) 7〜12月の復習+全体確認 15分 全部言えるかチャレンジ
Day 7(日) 総復習+テスト+お祝い 15分 ランダムクイズ。最後はご褒美

Day 1〜3:最初の6ヶ月を覚える

Day 1のポイント: まずは1月から3月まで、3つだけに集中します。「たった3つなら簡単!」と感じることが大事。

  • January(ジャニュアリー)
  • February(フェブルアリー)
  • March(マーチ)

一緒に声に出して読みましょう。5回繰り返すだけでOKです。その後、YouTubeの月の歌を1回見ます。

Day 2のポイント: 4月から6月を追加します。ここで「June/July問題」が出てくるので、前述の覚え方(梅雨のE)を使いましょう。

この日は、カードを作ってみます。紙に月の名前を書くだけ。子どもに絵を描かせても楽しいですね。

Day 3のポイント: 復習日です。親が「2月は?」と聞いて、子どもが「February!」と答えるクイズをしましょう。

全問正解できなくても大丈夫。「すごい!もう4つも覚えたね!」とプロセスを褒めることが重要です。

Day 4〜6:残りの6ヶ月と復習

Day 4のポイント: 7月から9月を学びます。ここで、JulyとAugustの語源(ローマ皇帝)を話すと盛り上がります。

「カエサルとアウグストゥスっていう偉い人の名前なんだって!かっこいいね」

Day 5のポイント: 最後の3ヶ月、October、November、Decemberを学びます。

「全部-berで終わるね!」と気づかせましょう。数字の由来の話もここで。

Day 6のポイント: 土曜日は復習日。1月から12月まで、全部言えるかチャレンジです。

親が順番にカードをめくって、子どもが答える。全部言えたら拍手喝采!

言えなかった月があれば、その場で一緒に確認。「次は絶対言えるよ」と励まします。

Day 7:総仕上げとテスト

最終日は、ランダムクイズです。順番通りではなく、バラバラに聞いてみましょう。

「10月は?」→「October!」 「いいね!じゃあ5月は?」→「May!」

全部答えられたら、盛大にお祝い! 「すごい!1週間で12ヶ月全部覚えたね!お母さん(お父さん)も嬉しい!」

ご褒美は、特別なおやつでも、好きな場所へのお出かけでも。「頑張ったね」という気持ちを形にすることで、子どもは自信を持ちます。

継続のコツ: 1週間で終わりではありません。その後も、毎日「今日は何月?」と聞いたり、カレンダーを見るときに英語で言ったりして、定着させましょう。

 

家庭でできる!楽しい学習アイデア7選

日常生活の中に英語を取り入れることで、学習は「勉強」ではなく「楽しい習慣」になります。

カレンダー作りで視覚的に覚える

市販のカレンダーではなく、手作りカレンダーを作ってみましょう。

作り方:

  1. A4用紙12枚を用意(各月1枚ずつ)
  2. 上に大きく月の英語を書く(子どもが書いてもOK)
  3. その月のイベントや誕生日を書き込む
  4. 絵やシールで飾る

完成したら、壁に貼ります。毎日目にすることで、自然と記憶に刷り込まれていきます。

「今日は何日?」と聞くとき、「今は何月?英語では?」と追加するだけ。1日5秒の習慣が、驚くほどの効果を生みます。

カードゲームで遊びながら定着

前述のカードを使って、いろいろな遊びができます。

フラッシュカード: 親がカードをめくって、子どもが瞬時に答える。タイムを計って「今日は10秒で全部言えたね!昨日より早い!」と記録を更新する楽しさを。

神経衰弱: 英語カードと日本語カードをペアにする。記憶力ゲームとして楽しめます。

カルタ: 親が「February!」と言ったら、子どもがそのカードを取る。兄弟姉妹がいれば、競争になってさらに盛り上がります。

YouTubeの英語ソングを活用

歌は最強の記憶ツールです。メロディーに乗せて覚えたことは、長期記憶に残りやすいんです。

おすすめの使い方:

  • 朝の準備中にBGMとして流す
  • 車での移動中に一緒に歌う
  • 寝る前のリラックスタイムに聞く

ポイント: 同じ動画を何度も繰り返し見ること。子どもは繰り返しが大好きです。親も一緒に歌えば、自然と覚えられます。

日常会話に取り入れる工夫

毎日の習慣にする質問:

  • 「今日は何月?英語では?」(朝ごはんのとき)
  • 「お誕生日は何月だっけ?英語で言ってみて」(お風呂タイム)
  • 「次の遠足は何月?英語で書いてみよう」(宿題のとき)

無理に時間を作る必要はありません。日常の中に「ちょっとした英語タイム」を散りばめるだけ。

その他の楽しいアイデア

  1. スマホアプリの活用 無料の英語学習アプリには、月や曜日を学べるゲームがたくさんあります。移動中や待ち時間に、ゲーム感覚で復習できます。
  2. 図書館で英語絵本を借りる 月や季節をテーマにした英語絵本を借りて、一緒に読みましょう。「この本の中にJanuaryって出てきたね!」と発見する楽しさが。
  3. 英語のカレンダーを部屋に飾る 英語表記のカレンダーを子ども部屋に飾るだけ。毎日自然と目に入ります。100円ショップでも手に入りますよ。

 

子どもの理解度チェックと褒め方のコツ

「ちゃんと覚えてるかな?」と不安になることもあるでしょう。でも、テストのような雰囲気は避けたいもの。楽しくチェックする方法をご紹介します。

レベル別ミニクイズ

初級:選択式クイズ 親:「1月は、January、February、March、どれ?」 子:「January!」 親:「正解!すごいね!」

選択肢があるので、プレッシャーが少なく答えやすいです。

中級:順番並べ替え カードをバラバラにして、「1月から順番に並べてみよう」とお願いします。時間制限なし。ゆっくり考えさせましょう。

上級:スペル記述 「Februaryを書いてみて」と紙に書いてもらいます。間違えても「惜しい!rがもう1つ必要だね」と優しく訂正。

重要なポイント: 全問正解を求めない。「6つも答えられたね!」と、できたことに焦点を当てます。

やる気を引き出す褒め方

教育心理学では、「結果」ではなく「過程」を褒めることが、子どものやる気を引き出すと言われています。

NGな褒め方: ❌「天才だね!」(才能を褒める) ❌「完璧!」(結果だけを褒める)

おすすめの褒め方: ✅「毎日練習して頑張ったね!」(努力を褒める) ✅「昨日より3つも多く答えられたね!」(成長を褒める) ✅「難しいFebruaryが書けたね!すごい!」(具体的に褒める)

間違えたときの対応: 「惜しい!もうちょっとだったね。一緒にもう一度やってみよう」

決して「なんで覚えられないの?」「前も教えたでしょ?」とは言わないこと。これは子どもの自信を奪い、英語嫌いを生む原因になります。

小さな進歩を見逃さない: 「今日は自分から英語で言ってくれたね!」 「カードを見なくても答えられたね!」

こうした小さな成長を認めることで、子どもは「自分はできる」という自己効力感を育みます。

 

よくある質問Q&A

親御さんから寄せられるよくある質問にお答えします。

発音・スペル・学習法に関する疑問

Q1:親の発音が下手でも大丈夫?

A:まったく問題ありません!完璧な発音を求める必要はないんです。大切なのは、「一緒に学ぶ姿勢」。むしろ、親が間違えたり、子どもと一緒に調べたりする過程が、子どもにとって最高の学びになります。「お母さんもわからないから、一緒にYouTubeで確認してみよう」という姿勢は、子どもに「学び続ける大切さ」を教えることになります。発音に自信がないなら、ネイティブの音声を一緒に聞いて真似する。それだけで十分です。

Q2:何歳から始めるのがベスト?

A:結論から言えば、何歳からでもOKです。ただし、年齢によってアプローチは変えましょう。

  • 3〜5歳:歌やリズムで楽しく触れる(暗記は不要)
  • 6〜8歳:遊びながら自然に覚える
  • 9歳以上:理解を深めながら確実に定着

「もう小学校高学年だから遅い」なんてことはありません。理解力が高い分、効率よく覚えられます。逆に、幼児期から無理に詰め込む必要もありません。

Q3:飽きてしまったらどうする?

A:飽きるのは当然です!同じことを繰り返していれば、大人だって飽きますよね。そんなときは、学習方法を変えるのがポイント。

  • 歌に飽きたら→カードゲームに
  • カードに飽きたら→カレンダー作りに
  • 紙に書くのに飽きたら→スマホアプリに

また、無理に毎日続けないことも大事。2〜3日休んでも問題ありません。「やりたい!」という気持ちが戻ってきたときに再開すれば、むしろ新鮮な気持ちで取り組めます。

Q4:書けなくても読めればOK?

A:学習の段階によります。

  • 初期段階(幼児〜低学年):読めればOK!書くのは後回しでも大丈夫
  • 中期段階(中学年):簡単な月(May、Juneなど)から書く練習を
  • 仕上げ段階(高学年以上):すべて正確に書けることを目標に

焦らず、段階を踏んで進めましょう。「読める→言える→書ける」の順番が自然です。

Q5:学校の授業と違う教え方でも大丈夫?

A:まったく問題ありません。むしろ、家庭では学校とは違うアプローチを取ることで、多角的に学べます。

学校では:教科書に沿った学習 家庭では:歌やゲーム、生活に密着した学習

この組み合わせが、最も効果的なんです。ただし、スペルや読み方などの基本情報は正確に。教え方が違っても、最終的に覚える内容は同じですから。

 

まとめ

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!最後に、この記事の要点を3つにまとめます。

1. 親が自信を持つことが第一歩

月の英語を子どもに教える前に、まず親御さん自身が正確な知識を身につけましょう。一覧表を冷蔵庫に貼って毎日目にする、語源を知る、つまずきやすいポイント(February、June/July)を押さえる。これだけで、自信を持って教えられるようになります。完璧な発音や知識は必要ありません。「一緒に学ぶ」姿勢こそが、子どもにとって最高の教材なのです。

2. 年齢に合わせた楽しい方法で

幼児には歌とリズム、低学年には遊び、高学年には理解を深める学習。子どもの発達段階に合わせたアプローチが成功の鍵です。無理に詰め込まず、楽しく続けられる方法を選びましょう。1週間マスタープログラムを実践すれば、親子で達成感を味わえます。カレンダー作りやカードゲームなど、日常に取り入れやすいアイデアをぜひ試してみてください。

3. 褒めて育てる、焦らず続ける

結果ではなく過程を褒めること。「昨日より1つ多く言えたね」「頑張って練習したね」という声かけが、子どものやる気を引き出します。全問正解を求めず、小さな成長を認める。間違えても大丈夫という安心感が、子どもの自信を育みます。飽きたら休む、方法を変える。柔軟に対応しながら、長く続けることが大切です。

 

今日から始めよう!

月の英語は、英語学習の入り口です。ここで自信をつければ、曜日、数字、季節…と、どんどん世界が広がっていきます。

「うちの子にできるかな?」と不安に思う必要はありません。この記事で紹介した方法を1つでも試してみてください。親子で一緒に声に出す、歌を歌う、カレンダーを作る。たった5分の習慣が、1週間後には大きな成果を生みます。

子どもと一緒に学ぶ時間は、英語力だけでなく、親子の絆も深めてくれます。「一緒に頑張ったね」「楽しかったね」という思い出が、子どもの心に残る最高のギフトになるはずです。

さあ、今日からスタートしましょう。Januaryから始まる12ヶ月の冒険へ、親子で出発です!

 

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