2021.06.11

教科書から見える英語の習熟度の違い

先日、甲南女子大学の准教授・Ann Mayeda氏による「なぜ英語がみにつかない?ネパールと日本:英語教育の違いを考える」というセミナーに参加しました。

セミナーのタイトルから、「おっ」と目をひくものがあり、日本の英語教育において、長年苦労している点でもありますね。
講師の方は、児童英語教育の研究にも携わっており、今回は、その中で、ネパールと日本の違いから、なぜ英語がみにつかないのか?についてひとつの解が見えてきました。

ネパールと日本の小中高において違う点の中で、「英語の教科書」を取り上げてみると、
1. 中に描かれている絵(教室に貼るポスターの絵)
2. 取り上げる話題
などがあげられます。

具体的には、描かれている風景、子どもの絵は、ネパールの風景だったり、ネパールの子どもの絵。話題もネパールの祝日や有名人を取り上げているそうです。一方、日本の場合は、どうみても日本人には見えない、欧米の子供たちの絵や風景だったり、話題も、アメリカの学校でおこなわれるようなことが取り上げられていることが多いようです。

これによって、何がおきているかというと、ネパールでは、英語を自分のまわりで使うもの、日常的なものとして捉えられており、英語を使うことに物おじをしていないようで、反面、日本では、英語は外国のもの、使うのは特別な時だけ、という感覚を無意識に持たせてしまっている、ということがいえるようです。

教科書やポスターの絵をひとつとっても、英語の学習環境の違いが見えてきますね。

もちろん、ネパールは、多様な言語環境でもあり、日本の単一言語環境と大きな文化的違いもありますが、ネパールの学校では、ネット環境もまだ整っておらず、教材も豊富ではないようです。日本は、1人1台タブレット配布、豊富な教材など、資源はどんどん豊になっていっていますね。せっかくある資源を、有効に活用することで、英語学習へのマインドにも変革がおきることと思います。

ちなみに、講師の方曰く、そんな日本の英語の教科書も変わりつつあり、小学校で使われている英語の教科書の挿絵に、日本の学校の様子がそのまま描かれているものもでできたそうです!

スマートキッズイングリッシュでは、教室内だけではなく、通学生へは、レッスンが終わったあとも英語で声かけをしています。英語を身近なもの、日本人同士で使っても恥ずかしくないよ!という意識をもってもらうためにも。

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