こんにちは!バイリンガル講師のReiです。
語学力を維持、向上させるために、先生たちはどのようなことをしているのでしょうか?
先生が?と思われますでしょうか?
先生だって、日々努力を重ねています。
今日は日本に住んでいるマシュー先生にインタビューしてみました!日本人の奥様と暮らしているマシュー先生は、どのように日本語を覚えようとしているのでしょうか?
「子どもが生まれてから、日本語のレッスンを受けたり、テキストを使って勉強する時間はなくなってしまったんだ。普段、奥さんとは英語で会話するけれど、英語の中に日本語を混ぜて使うようにお願いしてるよ。例えば、「Mmmmm, this food is めっちゃおいしい!」とか「There is a sale on at the supermarket today. It’s 安い!」という感じ。こうすると文脈で意味が分かるし、少しずつでも毎日使うことで前に覚えた言葉を忘れないし、新しい言葉も覚えていってるんだ。」
1歳7か月になった息子さんとのエピソードも教えてくれました。
「最近、息子が日本語と英語の両方を話し始めたんだ。まだ単語をいくつか話すだけだけどね。息子に奥さんが日本語を教えるから、一緒に覚えることができるんだ。最近、antはアリ、と覚えたよ!いつか息子が僕の日本語の先生になるだろうね!」
更に、英語を話すことができる奥様が、より流暢に英語を話せるように努力している様子も教えてくれました。
「彼女が言いたいことは分かるから、普段は彼女が少し文法的に間違えたことを話しても何も言わないよ。でも、彼女から同じ間違いを繰り返したら言ってほしい、って言われてね、そんな時はきちんと教えているよ。」
国際結婚をしていると、どちらの言語も簡単に習得できるのでは?と思われがちですが、それはお互いに学び合おうという気持ちがあってこそですね。そして、間違いを恐れずに、とにかくできるだけ使ってみようとする姿勢は、言語学習者が忘れてはいけない大切なポイントではないでしょうか。