スピーチ作りの素晴らしさ
6月最終週のレッスンは、年に４回あるスピーチ録画日の一つでした。スタンダードコース、アドバンスコース、それぞれ毎回テーマを変えて、約一か月間練習してきたものをレッスン内で録画しています。今回のテーマは次のものでした。
★スタンダードコース★
・今まで行った旅行の中から一つ選び、それについてスピーチ
・日本の昔話の朗読
★アドバンスコース★
・What is your favorite quote and why?(あなたの好きな格言は？)または What is on your bucket list?(死ぬまでにしたいこと) の中から一つ選び、スピーチ
昔話は、「浦島太郎」「さるかに合戦」「はなさかじいさん」などの一場面を感情を込めて朗読してもらいました。大切なのは、その役になりきって、抑揚をつけて話すこと・・・見事に演じ切ってくれた裏では沢山努力を重ねてきたことでしょう。
旅行については、乗馬体験、海外のプールで外国人の友達ができたエピソード、フェリーで感じた潮の香りや波の様子など、聴いているだけで情景が思い浮かび穏やかな気持ちにさせてもらいました。
格言については、その格言をどこで知ったのか、なぜ自分の心に響いているのかなど深く切り込んでいるものばかり。まだ子どもと言われる年齢であっても本当に様々なことを感じているのだと改めて感心させられました。
Bucket Listは夢で溢れていました。ゲーム開発、映画を作る、結婚して子供を授かる、というものから、世界旅行、そして月に住むというものまで！
例えば日常会話を英語でする機会がある人であっても、改めてこのようなことを考えて、自分の意見をまとめて、（録画とはいえ）相手への伝え方を練習するようなことは、なかなか日常生活では得られない体験ではないでしょうか。
第二言語で話す自分が録画されたものを観ることは、多くの人にとって勇気のいることだと思います。だからこそ、このような経験を重ねて、間違えを恐れずに自分の意見を人前で話すことができるように一歩一歩成長していってもらえたらと願います。
